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ユキノサンライズ

  • (C)JRA

プロフィール

父: ホリスキー
母: サリユウジヨウ
品種: サラブレッド
性別: 雌
毛色: 芦毛
生年月日:1987年04月12日
母馬所有者: 東振牧場
生産牧場: 東振牧場
産地: 北海道勇払郡鵡川町

重賞競走

'91 中山記念 G2

'90 フラワーC G3

'91 中山牝馬S G3

近況 2012年12月

同馬は、当場の生産馬で、これまで繁殖馬として供用してきましたが、今回、引退名馬として繋養することにしました。

所有者情報提供者:

健康状態は良好で従順で扱いやすいです。

BTC情報提供者:

繋養展示場所
〒054-0015 北海道勇払郡むかわ町汐見287
 
東振牧場
展示時間
09時00分~15時00分
見学休止期間
11月 ~ 05月
 
繁殖シーズンのため
連絡予約
前日まで
見学申込方法
競走馬のふるさと胆振連絡センター TEL 0144-85-2009
厩舎内への立ち入り
不可

同じ繋養場所にいる引退名馬

着順 日付 レース名 競馬場 芝ダ 距離
1 1991年03月10日 中山記念 G2 中山 1800
1 1990年03月17日 フラワーC G3 中山 1800
1 1991年02月24日 中山牝馬S G3 中山 1800
2 1991年04月21日 京王杯スプリングC G2 東京 1400
3 1991年10月20日 カブトヤマ記念 G3 福島 1800
3 1991年11月17日 福島記念 G3 福島 2000
3 1991年12月08日 愛知杯 G3 中京 2000
1 1990年03月03日 桃花賞 500万下 中山 1600
1 1990年12月15日 ターコイズS オープン 中山 2000
主催者 レース回数 1着 2着 3着 着外 賞金
1990年 中央 7 4 1 0 2 71,780,000
1991年 中央 10 2 1 3 4 152,702,800
合計 中央 17 6 2 3 6 224,482,800

2017年2月 ~ユキノサンライズとの再会~

1991年の中山記念で、メジロライアンを相手に堂々の逃げ切り勝ちをした芦毛のユキノサンライズは現在30歳。
北海道勇払郡むかわ町にある生まれ故郷の東振牧場で引退名馬として余生を送っています。

「年齢は重ねましたけれども、いまも健康面で心配なところはまったくないです。朝、飼葉を食べ終わると、早く放牧地に行こうよと、おねだりするようにアピールして来ます。
今の時期は6時30分頃に放牧、午後3時30分頃に集牧をしています。」

と、ユキノサンライズの近況を話してくれるのは東振牧場の佐藤隆博さん。


この集牧がとても個性的で

「一番威張っている馬か、一番元気な馬に引き手をつけて、引っ張ると他の馬もゆっくりとついてくるんです。」

厩舎までの距離はけっこうあるが、騒ぐ事無く一列に並んで馬がゆったり歩いて帰って来る様子はとても優雅です。

「ユキノサンライズが生まれた時、まだ学生でした。
彼女が競馬場で頑張っていた頃、他の仕事をしていたので、ひとりのファンとして応援していました。
クラスがあがるごとに相手も強くなるので、そう簡単には勝てなくなる。
勝ってほしいけど、とにかく無事でいてくれたらと思って応援していました。」

3歳1月にデビュー戦を快勝したユキノサンライズは、3戦目の桃花賞を逃げ切り勝ち。

その勢いで重賞のフラワーカップも勝って4戦3勝。
一躍スターダムへと駆け上がったが桜花賞14着、エリザベス女王杯17着とGⅠ競走の壁に泣きました。

オープン特別時代のターコイズSを逃げ切ったものの中山金杯は6着。
ダートのデビュー戦を快勝しているだけに銀嶺Sにもチャレンジしたが良い結果を残せませんでした。

しかし、中山牝馬Sで1年ぶりの重賞勝利を飾った同馬は、中1週で再び、その芦毛の雄姿を中山競馬場に現しました。

「中山記念は相手が強い馬ばかりだったので雌馬が入ってどうかなと思っていたら勝っちゃいました。」

と当時を嬉しそうに振り返り

「何が何でも先頭に行ってやる!と口を割って前に行くタイプでしたから、増沢末夫先生は苦労したと思います。
上手く乗ってもらって、皆さんが応援してくれたから成績が残せたのだと思っています。」

と、関わってくれた人達への感謝の気持ちを忘れてはいませんでした。

その後も先行力を武器に活躍。
同年秋は雄馬相手の重賞競走で3戦連続3着を花道に現役生活にピリオドを打ちました。

通算成績は17戦6勝2着2回3着3回。


同馬はホリスキー産駒らしく大きな馬だが、がっしりしているというより背が高く、30歳になる今も脚もともしっかりしていて上品なおばあさんと言った感じです。

「年を取って落ち着いたからそう見えるのだと思います。
競走馬を引退してこの牧場に帰って来た当時は、若いなりにギラギラした印象がありました。
繁殖雌馬になったら良い母となり上手に子育てをしていたのですが、種付けの時などの輸送が苦手でしたね。」

かつての苦労も懐かしそうです。

「この牧場で生まれ育って競走馬として活躍し、帰って来て繁殖雌馬となって子育てをし、その子達が活躍し帰って来て繁殖雌馬となり子供を育てるという一連の流れを私に経験させてくれた馬です。
こういう体験はそうできるものではないと思いますし、彼女のおかげで私達は今こうやって牧場をやっていられるので、本当ありがたい存在です。」

共に成長してきたユキノサンライズにかける言葉はまるで妹と話しているかのように優しそうでした。


東振牧場は現在家族4人で経営、繁殖雌馬5頭、1歳2頭とユキノサンライズを手厚く管理しています。

1歳はエイダイマリア2016(父アグネスデジタルの雄)と、フラワーサークル2016(父サムライハートの雄)で順調に成長中、フラワーサークル2015(父アドマイヤコジーンの雌)の2歳は育成所で日々鍛錬を重ねているといます。


大切に育てられ送り出された産駒達が次のサクセスストーリーを持って帰って来てくれるのが待ち遠しくおもいます。