重賞競走
'03 阪神大賞典 G2
'04 ステイヤーズS G2
'04 北九州記念 G3
着順 | 日付 | レース名 | 競馬場 | 芝ダ | 距離 |
1 | 2003年03月23日 | 阪神大賞典 G2 | 阪神 | 芝 | 3000 |
1 | 2004年12月04日 | ステイヤーズS G2 | 中山 | 芝 | 3600 |
1 | 2004年07月18日 | 北九州記念 G3 | 小倉 | 芝 | 1800 |
2 | 2002年11月30日 | ステイヤーズS G2 | 中山 | 芝 | 3600 |
3 | 2003年05月04日 | 天皇賞(春) G1 | 京都 | 芝 | 3200 |
3 | 2001年03月24日 | 毎日杯 G3 | 阪神 | 芝 | 2000 |
3 | 2002年02月03日 | 小倉大賞典 G3 | 小倉 | 芝 | 1800 |
3 | 2003年02月16日 | ダイヤモンドS G3 | 中山 | 芝 | 3200 |
4 | 2004年12月26日 | 有馬記念 G1 | 中山 | 芝 | 2500 |
1 | 2002年03月24日 | 但馬S 1600万下 | 阪神 | 芝 | 2000 |
1 | 2003年01月11日 | 万葉S オープン | 京都 | 芝 | 3000 |
2 | 2001年04月14日 | 若草S オープン | 阪神 | 芝 | 2200 |
年 | 主催者 | レース回数 | 1着 | 2着 | 3着 | 着外 | 賞金 |
2001年 | 中央 | 10 | 3 | 3 | 2 | 2 | 52,611,000 |
2002年 | 中央 | 11 | 1 | 3 | 3 | 4 | 86,160,000 |
2003年 | 中央 | 5 | 2 | 0 | 2 | 1 | 133,976,000 |
2004年 | 中央 | 8 | 2 | 0 | 0 | 6 | 152,949,000 |
2005年 | 中央 | 2 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 |
合計 | 中央 | 36 | 8 | 6 | 7 | 15 | 425,696,000 |
8月にヤマニンキングリーに会いに訪れたホーストラスト北海道は、その装いを一変させていました。
札幌から車で2時間弱。
積丹半島の西側に位置するこの場所は、北海道のなかで比較的温暖な地域であり、冬期の降雪量もさほど多くありません。
しかし、前日夜、この場所に近い観測地点に降った雪は、気象庁の発表によれば積雪42㌢。
緑豊かな自然環境は、一面が白く覆われました。
「今年は、全国的なニュースになったように、北海道の初雪が遅く例年に比べると暖かいと思います。
毎年、季節始めに降る雪は、湿り気が多いですが、今回の雪もそうですね。
この雪は、根雪にはならずに1度溶けると思います。」
と代表の酒井政明さんが説明してくれました。
2003年の阪神大賞典、2004年のステイヤーズSなど重賞3勝をあげ、天皇賞・春3着、有馬記念4着などG1級の活躍をし、現在は20歳になったダイタクバートラムは、現役引退後5年間の種雄馬生活を経て、2012年からここで引退名馬として多くの仲間たちと一緒にゆったりとした余生を送っています。
「去勢されているとはいえ、種雄馬経験馬ですから、やはり移動してきたばかりの頃は気性の激しい馬でした。
環境が変わったことも影響していたのかもしれません。
今では、落ち着いて、穏やかですよ。
たまに威張ることはありますが、無駄なことには威張らない。
そのあたりは賢い馬なんだと思います。」
と言います。
ホーストラスト北海道は、基本的には24時間放牧。
それは冬も変わりませんが、ダイタクバートラムがいる放牧地には出入りが自由な厩舎が備えてあり、馬たちは雪が激しくなると自主的に避難をします。
「飼いつけのときなどに馬体をチェックして、おかしなところがあれば舎飼いをします。
馬は比較的寒さに強い動物とはいえ、ここにいる馬たちは高齢の馬が多いので急激な気温の変化に体調を崩す馬が多いので、これからの季節は要注意です。」
ダイタクバートラムを含む、すべての馬に愛情を注いでいます。
ダイタクバートラムに関しては
「ひと言で言うなら、食欲が旺盛な馬です。
放牧されている間は、いっつも食べているイメージです。
年齢のわりには内臓が丈夫なのでしょうね。
食べたものが、身になるタイプで馬体はふっくらと元気そうです。
ただ、せん痛を起こしやすいタイプなので、そのあたりは特に注意しています。」
なお、9月6日未明に北海道を襲った北海道胆振東部地震の際は
「多くの方からご心配いただきました。
幸い、この地区はすぐに電気が復旧し、馬たちに影響はほとんどありませんでした。
この場を借りてご報告させていただきます。」
とのこと。
その際も体調を崩すような馬はいなかったそうです。
「ダイタクバートラムも含めて、今、ここに居る馬たちは元気に過ごしています。
しかし、元気とはいえ高齢馬が多いのも事実。
この地域はなかなか足を運ぶ機会もないと思いますが、元気な馬たちに会いに来てください。」
と酒井さんは呼びかけています。